ムサシノ通信
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「ムサシノ模型飛行機研究所」の記事における「ムサシノ通信」の解説
ムサシノ通信は、1982年より、1989年・第22号まで発行された、ムサシノ模型飛行機研究所のミニコミ誌。 この時期は上述の、RC界がスタント機一辺倒だった時期である。ムサシノ模型飛行機研究所の主張がなかなか広く認められず、厳しい時期だった。 市民権を得ることができる飛行法であるゆっくりズムや、模型飛行機の基本としてのフリーフライト機など、ムサシノ模型飛行機研究所の提唱するスタイルを啓蒙するという目的で、ムサシノ模型飛行機研究所通信は発行された。 初期には数ページ程度の量だったものが次第に増大し、20ページを超えるものになった。 内容は、館林重雄のエッセイ的な文章、ムサシノ鳥シリーズを使用したさまざまな実験や改造記事、ゴム動力機の紹介、ユーザからの投稿、ユーザと館林重雄との文通の内容などで、熱心なファンによる独特の実験レポート、エアラインパイロットをはじめ実機操縦経験者からのゆっくりズムに対する意見など、特色ある記事で読み応えのあるものだった。 ムサシノ模型飛行機研究所公式ホームページが1999年に開設されたときのコンセプトは、『ムサシノ通信を現代のWEBで再現する』というものだったという。
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