ムサシトミヨ保護活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 09:32 UTC 版)
「熊谷市ムサシトミヨ保護センター」の記事における「ムサシトミヨ保護活動」の解説
ムサシトミヨの項目を見ればわかるように、ムサシトミヨは絶滅の危機に瀕している。これを食い止め、増やそうとする活動が、市民を中心に行なわれている。 前述の「まもる会」は、密漁防止(「埼玉県希少野生動植物種保護条例」に基づく「県内希少野生動植物」に指定されており、捕獲は禁止されている)のパトロールを行い、ゴミ拾い・草刈りといった生息地の自然保護活動を行なっている。また、保護センターにおいて、ムサシトミヨの解説会を開き、ムサシトミヨを通して自然の保護の大切さを訴える啓蒙活動を行なっている。 市管工事業協同組合青年部が、ボランティアとして清掃を行なっている。 近隣の2小学校および1中学校では、ムサシトミヨを校内で増殖・飼育し、生息地に放流するという課外授業が毎年行なわれている。 2008年、環境省による「平成の名水百選」にムサシトミヨ生息地が認定される。 2013年、日本ユネスコ協会連盟のユネスコ・プロジェクト未来遺産運動に「熊谷市ムサシトミヨをまもる会」の活動が「世界で一つだけの『元荒川ムサシトミヨ生息地』保護活動」として登録される。
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