ミイラについて
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 01:47 UTC 版)
ラムセス6世のミイラは王家の谷、KV35の中で発見された。元々はKV9号墓に埋葬されていたと考えられているミイラの保存状態は非常に悪く、頭蓋から下顎が、胴体から頭蓋が外れており、人の形と判別できるかどうかといった状態であった。これはKV35に運び込まれる以前に、墓泥棒が装飾品を奪い去る際に乱雑に包帯を剥がした結果だと思われる。マネトーの王年表などから、死亡推定年齢は40歳ほどだと考えられている。 盗掘者に破壊されたラムセス6世の石棺は修復復元され、2004年に公開された。ラムセス6世のミイラの顔はイギリスの大英博物館に所蔵されている。 2020年、エジプト政府観光局はラムセス6世の墳墓の内部の3Dをオンライン公開した。
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