マーニーの関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 17:48 UTC 版)
「思い出のマーニー」の記事における「マーニーの関係者」の解説
老婦人(晩年のマーニー) 声 - 森山良子 久子の回想話の中に登場する人物。実はかつて湿っ地屋敷に暮らしたマーニーその人。 夫の和彦を亡くしたショックから身体を壊してサナトリウムに入り、その事情から絵美里を全寮制に行かせていたが、子供の愛情に飢えていた絵美里から反感を買うこととなり疎遠となってしまう。 絵美里の死後、一人残された孫の杏奈を引き取り愛情を注いで育てるが、1年しかともに過ごすことができず、杏奈が2歳のときに病気で亡くなる。 ばあや 声 - 吉行和子 マーニーが住んでいる湿っ地屋敷の老家政婦。規律に厳しい。普段はマーニーを「お嬢様」と呼ぶが、怒ると「マーニー!」と呼び捨てで呼ぶ。 実は部下にあたるメイドのねえや(双子)とともになかばマーニーをいじめるような行為を繰り返していた(マーニーの髪をブラシで力強く漉くのもその行為のうちの一つ)。 マーニーの母 声 - 甲斐田裕子 日本人らしき黒髪黒眼のモダンな婦人。 マーニーの育児をばあやたちに任せ、自分は旅行などの遊行にふけっていた。和彦の死去時にはすでに故人。 マーニーの父 声 - 戸次重幸 金髪碧眼の外国人の紳士で湿っ地屋敷の主人。仕事で家をほとんど空けている。 マーニーのキノコの知識は彼からのもの。和彦の死去時にはすでに故人。 和彦(かずひこ) 声 - 平野潤也 マーニーの幼馴染で、杏奈の祖父にあたる。 孤独なマーニーを支え、後に結婚、娘の絵美里をもうけるが、若くして病気でこの世を去る。 絵美里(えみり) 声 - 石山蓮華 マーニーと和彦の娘で、杏奈の実母。 和彦の死後、体を壊したマーニーによって全寮制の学校に入れられたが、子供心から母に捨てられたと思い、そのことを恨んで成人後、家を飛び出す。やがて結婚し杏奈を授かるが、交通事故で夫とともに命を落としてしまう。
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