マーキュリー・ミランとは? わかりやすく解説

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マーキュリー・ミラン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/23 09:24 UTC 版)

マーキュリー・ミラン
2006年モデル
2010年モデル
概要
別名 マツダ・アテンザ(初代)
Mazda6(初代・日本国外)
フォード・フュージョン(初代)
リンカーン・ゼファー(2代目)
リンカーン・MKZ(初代)
製造国 メキシコエルモシージョ Hermosillo Stamping and Assembly)
販売期間 2005年8月[1] - 2010年12月
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 4ドアセダン
駆動方式 前輪駆動/四輪駆動
プラットフォーム フォード・CD3プラットフォーム
パワートレイン
エンジン 2.3L デュラテック23 直列4気筒
2.5L デュラテック25 直列4気筒
3.0L デュラテック30 V型6気筒
変速機 5速MT(G5M)
6速MT(G6M)
5速AT(FNR5)
6速AT(TF-80)
6速AT(6F35)
アイシン精機(現:アイシン)製CVT
車両寸法
ホイールベース 2,730mm
全長 4,862mm(2006年-2009年)
4,801mm(2010年)
全幅 1,834mm
全高 1,417mm(2006年)
1,453mm(2007年-2010年)
1,445mm(ハイブリッド)
系譜
先代 マーキュリー・ミスティーク
マーキュリー・セーブル(4代目)
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ミランMILAN)は、フォードが製造、マーキュリーで販売していた普通乗用車である。

概要

2005年2月に開催されたシカゴオートショーにて公開され、同年10月に販売が開始された。販売成績が振るわなかったミスティークの後継に相当する車種である。マツダが開発を手がけたフォード・CD3プラットフォームを採用しており、姉妹車であるフォード・フュージョンの高級仕様の位置付けであると共に、マーキュリーのエントリーモデルとなっている。

デザインはヘッドライトやテールレンズのデザインがフュージョンとは異なり、ターゲット層を意識した、マーキュリーらしい落ち着いたデザインを持っている。搭載されるエンジンはベースとなったフュージョンと同じで、2300cc直4DOHC及び3000ccV6DOHCである。直4モデルは5速MTと5速ATを選択可能で、V6モデルは6速ATのみ。

マイナーチェンジ

2008年12月に開催されたロサンゼルスオートショーにて2010年型モデルが発表された。主な改良点は下記の通り。

  • 前後デザインの変更
  • インパネデザインの変更
  • 直4エンジンが2500ccへ変更
  • 全グレードにて6速ATを搭載
  • ハイブリッドシステム搭載車を追加

改良の目玉であるハイブリッドは、フォードとアイシンAW(現:アイシン)の共同開発でエスケープ及びマリナーに搭載されているシステムを発展改良させたもの。アトキンソンサイクル化され最大156馬力を発生する2500cc直4エンジンと、106馬力を発生する東芝電気モーターを組み合わせている。バッテリーはエスケープと同様、三洋電機ニッケル・水素蓄電池を搭載。トランスミッションはCVTを搭載し、航続距離は1120km以上と実用性を確保している。またトヨタ・プリウス同様に電気モーターのみでの走行も可能で、最高速度75km/hを出すことが可能とされている。

車名の由来

脚注

注釈

出典

  1. ^ Binder, Alan K, ed (2006). Ward's Automotive Yearbook 2006. Ward's Communications, Inc. p. 102 

関連項目




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