マーキュリー・リンクスとは? わかりやすく解説

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マーキュリー・リンクス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/01 01:08 UTC 版)

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マーキュリー・リンクス
前期型 ハッチバック GS
後期型 ステーションワゴン
販売期間 1981年 - 1987年(生産中止)
乗車定員 5名
ボディタイプ 3/5ドアハッチバック
5ドアステーションワゴン
エンジン CVH 1.6L 直列4気筒 SOHC
CVH 1.9L 直列4気筒
RF型 2.0L 直列4気筒 ディーゼル
駆動方式 前輪駆動
変速機 3速AT(FLC ATX)/4速MT(IB4)/5速MT(MTX-III)
全長 4,140-4,267 mm
全幅 1,674 mm
全高 1,354 mm
ホイールベース 2,395 mm
車両重量 870-1,085 kg
姉妹車 フォード・エスコート
先代 マーキュリー・ボブキャット
後継 マーキュリー・トレーサー
プラットフォーム フォード・CE14プラットフォーム
-自動車のスペック表-
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リンクス(LYNX)はフォードが製造、マーキュリーブランドで販売していた普通乗用車である。

概要

1981年、北米版フォード・エスコートの高級仕様姉妹車としてマーキュリーディビジョンより発売された。これは米国フォード初の小型FF車であり、それまでのマーキュリー・ボブキャット(フォード・ピントの姉妹車)に代わってフォードの最小クラスを受け持つ車でもあった。ボディ形状は当初3ドアハッチバックと5ドアワゴンで構成され、1982年に5ドアハッチバックが追加された。デザインは同時期にマスタングを手掛けたチームが担当し、マスタング同様ノッチ付きバックドアを持つ。

エンジンはヨーロッパフォードが開発した1.6L 直列4気筒SOHCを搭載。1984年にはマツダ製2.0L RF型ディーゼルエンジンと1.6Lターボを、1985年には1.9L 直列4気筒を加え、バリエーションを増やしていった。サスペンションは当時のこのクラスの車としては異例とも言える、ストラットによる4輪独立懸架を採用した。これにより、高い走行性能とスペース効率を実現している。

リンクスはマーキュリーブランドでのベストセラーとなるなど、販売が好調であった時期もあったが、徐々に売れ行きが悪くなりエスコートよりも早い1987年に生産が中止された。後継モデルはマツダ・ファミリアをベースとしたマーキュリー・トレーサーである。

車名の由来

リンクスは、哺乳綱ネコ目ネコ科オオヤマネコ属の中型の猫のこと。シベリアオオヤマネコとも呼ばれている。

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