マーキュリー・マリナーとは? わかりやすく解説

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マーキュリー・マリナー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/14 08:06 UTC 版)

マリナー(MARINER)はフォードが製造、マーキュリーブランドで販売していた自動車である。

概要

フォード・エスケープおよびマツダ・トリビュート姉妹車であるが、それらよりもやや上級の車種に位置づけられる。マーキュリーブランドでは初の乗用車ベースのSUVとなり、また同ブランド最小の車種でもある。生産はエスケープやトリビュートとともにカンザスシティ工場にて行われた。

歴史

初代 (2004年 - 2006年)

マリナー
初代 マリナー
概要
別名 フォード・エスケープ(初代)
フォード・マーヴェリック
マツダ・トリビュート(初代)
製造国 アメリカ合衆国
販売期間 2004年 - 2006年
ボディ
駆動方式 FF
AWD
車両寸法
全長 4,440mm
全幅 1,780mm
全高 1,770mm
1,790mm(ハイブリッド)
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2003年ニューヨーク国際オートショーでデビューし、翌年から2005年モデルとして発売開始。メカニズムなどはエスケープと基本的に変わらず、エンジンは直4 2.3LとV6 3.0Lの2種類。ただし、トランスミッションは4速ATのみでMTの設定はない。

また、エスケープに導入されていたハイブリッド仕様は2006年モデルで追加された。こちらの仕様もエスケープと同じである。

2代目 (2007年 - 2011年)

マリナー
2代目 マリナー
マリナー ハイブリッド
概要
別名 フォード・エスケープ(2代目)
マツダ・トリビュート(2代目)
製造国 アメリカ合衆国
販売期間 2007年 - 2011年
ボディ
駆動方式 FF
AWD
車両寸法
全長 4,430-4,450mm
全幅 1,805mm
全高 1,750-1,780mm
1,720mm(ハイブリッド)
テンプレートを表示

2007年から2008年モデルとして発売を開始。プラットフォームは先代からのキャリーオーバーである。パワートレーンも当初は先代と同じであったが、2009年モデルでは従来の2.3Lに代わって2.5Lエンジンが用意され、トランスミッションも6速ATに換装された。 2010年10月3日に生産を終了、これは一般販売向けとしては最後のマーキュリー車となった。

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