フォード・エスコート_(北米)とは? わかりやすく解説

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フォード・エスコート (北米)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/09 20:58 UTC 版)

エスコートESCORT)は、フォードが北米地域で製造・販売していたコンパクトカーである。

初代(1981年-1990年)

フォード・エスコート(初代)
前期型
後期型 LX
後期型 GT
概要
販売期間 1981年 - 1990年
ボディ
ボディタイプ 3/5ドアハッチバック
5ドアステーションワゴン
パワートレイン
変速機 3速AT/4速MT/5速MT
車両寸法
ホイールベース 2,393mm
全長 4,303mm(GTは4,293mm)
全幅 1,674mm
全高 1,356-1,364mm
車両重量 1,243kg(GTは1,017kg)
その他
姉妹車 マーキュリー・リンクス
系譜
先代 フォード・ピント
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初代モデルは欧州フォードのエスコートMK3をベースに開発され、1981年モデルイヤーに、旧態化していたサブコンパクトカー、フォード・ピントの後継車種として登場した。 姉妹車としてマーキュリー・リンクスも同時に登場した。米国フォードにとっては初めての前輪駆動車の生産となった。また、商業的にも成功し、1980年代を通して単一モデルとしては最も売れた米国車の一つとなった。

2代目(1991年-1996年)

フォード・エスコート(2代目)
LX 5ドア
GT 4ドア
概要
販売期間 1991年 - 1996年
ボディ
ボディタイプ 3/5ドアハッチバック
5ドアステーションワゴン
4ドアセダン
パワートレイン
変速機 4速AT/5速MT
車両寸法
ホイールベース 2,499mm
全長 4,318-4,351mm
全幅 1,694mm
全高 1,334-1,361mm
車両重量 1,068-1,130mm
その他
姉妹車 マーキュリー・トレーサー
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2代目は1991年に登場、マツダ・ファミリアと共通の車台を持ち、スタイリングはフォード・レーザーと同一であった。日本のレーザーでは4ドアセダンと3ドアハッチバック(クーペ)の展開だったが、北米仕様エスコートには5ドアセダン、およびワゴンも存在した。マーキュリー版はマーキュリー・トレーサーに改名された。通常モデルは旧型以来のフォード製1.9L 4気筒88馬力エンジンを積み、ライバルと比較するとアンダーパワーであったが、GTモデルのみはマツダ製1.8L 127馬力エンジンが与えられ、当然のことながら日本車並みの動力性能を誇った。

3代目(1997年-2003年)

フォード・エスコート(3代目)
セダン
ステーションワゴン
概要
販売期間 1997年 - 2003年
ボディ
ボディタイプ 4ドアセダン
5ドアステーションワゴン
パワートレイン
エンジン 2.0L SOHC 直列4気筒
2.0L DOHC 直列4気筒
変速機 4速AT/5速MT
車両寸法
ホイールベース 2,499mm
全長 セダン:4,440mm
ワゴン:4,390mm
全幅 1,700mm
全高 セダン:1,354mm
ワゴン:1,369mm
車両重量 1,119kg
その他
姉妹車 マーキュリー・トレーサー
系譜
後継 無し
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1997年に3代目にモデルチェンジが行なわれ、ハッチバックは落とされた。翌98年モデルからはエスコートZX2 (en: Ford Escort ZX2)という2ドアスポーツクーペが追加された。このモデルはフォード・プローブの代替車種でもあった。1999年にはワゴンとマーキュリー・トレーサーがラインナップから落とされ2003年に姿を消した。

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