マルカワ ヒロキ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 15:07 UTC 版)
本作の主人公で17歳の男子高校生。元々は小心者の普通の少年だったが、チンピラに恐喝されていたところをミヤモトに助けられたことがきっかけで彼に惹かれるようになり、ミヤモト一派に所属する。当初はミヤモトを憧れの存在として見ており、彼の威光で増長するようになっていったが、彼の凶悪な本性を目の当たりにするにつれ、次第に恐怖心を抱くようになり、ミヤモトから離れようとした矢先、監禁暴行事件に加担させられる。以降はミヤモトの暴力と自身の破滅に怯え、ひたすら保身に走った行動を繰り返していく。最終的にツジの証言で逮捕されるが、脅されて無理矢理従ったと判断されたため、少年院に送致されるが短期の収監という軽い処分で済まされる。出院後、人生をやり直す意味を込めてミズノの部屋から持ち出したけん玉を彼の家に戻そうとしたところをミキと対面し、サチコの監禁暴行事件に関わり嘘を重ねて逃げ続けたことを容赦なく非難され、最初のうちは見苦しく言い訳を繰り返すが、彼女の怒りと気迫に圧倒され、頭を下げて許しを請い続けた。
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