松本トップローズ【マツモトトップローズ】(草花類)
登録番号 | 第5081号 | |
登録年月日 | 1996年 6月 13日 | |
農林水産植物の種類 | アスター | |
登録品種の名称及びその読み | 松本トップローズ よみ:マツモトトップローズ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 6月 15日 | |
品種登録者の名称 | 株式会社サカタのタネ | |
品種登録者の住所 | 神奈川県横浜市都筑区仲町台二丁目7番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 関晶夫 熊谷三郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「松本スカーレット」に「松本トップピンク」を交配して選抜,育成されたものであり,外花弁の基部がピンク白色,弁先が鮮赤紫で中生の切花用の小輪花である。 草姿はほうき型,一次分枝の発生量は多,二次分枝の発生量は中,開花時の草丈はやや高である。節数はやや多,茎の太さ(地上10cm及び最長側枝の1/2の点)は細,最長の一次分枝長は中,茎の強度は強である。葉身長(最長側枝の最大葉)はやや短,葉幅は中,葉柄長は長,葉身長(地上10cmの葉はやや短,葉幅及び葉柄長は中,葉色は濃緑である。花弁の形は舟底弁,外花弁の反り方は内曲,花径は小,花弁の長さ(最外弁)は短,幅はやや広,総ほう部の直径は中,外花弁の色は基部がピンク白(JHS カラーチャート9201),弁先が鮮赤紫(同9207),内花弁の色は基部がピンク白(同9201),弁先が鮮赤紫(同9208),花盤の色は黄,舌状花数は中,管状花数は少,総ほう片数はやや少である。開花期の早晩性は中である。 「松本トップピンク」と比較して,一次分枝の発生量が多いこと,花弁の形が舟底弁であること,外花弁の反り方が内曲であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和60年に出願者の農場(長野県南安曇郡三郷村)において「松本スカーレット」に「松本トップピンク」を交配し,以後,選抜を繰り返し,特性の調査を行いながら固定を図り,平成4年にその特性が安定したことを確認して育成を完了したものである。 |
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