マツの分類と五葉マツとは? わかりやすく解説

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マツの分類と五葉マツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 08:55 UTC 版)

五葉マツ類発疹さび病」の記事における「マツの分類と五葉マツ」の解説

マツ#形態」も参照 マツ分類の数が五葉のものと二葉のものに大きく分けられ交雑出来ないレベル離れていることが知られている。我々の身近なマツ言えば、たとえばアカマツクロマツ二葉ゴヨウマツチョウセンゴヨウ五葉である。両者にはの数以外にも維管束の数や球果の形や硬さ種子翼の構造などに様々な違い見られるまた、世界目を向ける北米西部中国等にはこの中間の形質を示すものが見られるので、これを加えたPinus, Strobus, Ducampopinusの3つのグループ亜属単位)に大きく分けられるというのが最近マツ分類学考え方主流である。形態的な主な特徴としては以下の様なものがある。 Pinus 亜属断面維管束2つ2枚ないし3枚ごく一部に5)で付け根の鞘は取れにくい。球果松かさ)は卵型硬い Strobus亜属断面維管束1つは5付け根の鞘は取れやすい。球果カプセル型軟らかいDucampopinus亜属断面維管束1つ1-7付け根の鞘は取れにくい。球果硬く形は卵型カプセル型双方見られる上記のように五葉マツStrobus亜属全ての種とPinus亜属Ducampopinus亜属一部の種、つまりは全ての亜属見られる。ただし、一般に分類学的に五葉マツ類というと特に日本ではStrobus亜属もしくはそれに含まれる種指していることが多い。因みに日本産五葉マツはいずれもこの亜属含まれるPinus亜属五葉のものはごく少数メキシコ中心に数種が分布しDucampopinus亜属五葉限らず自体一種類も分布しておらず、何れも日本ではなじみが薄い。なお、この病気は主にStrobus亜属の種に発生する

※この「マツの分類と五葉マツ」の解説は、「五葉マツ類発疹さび病」の解説の一部です。
「マツの分類と五葉マツ」を含む「五葉マツ類発疹さび病」の記事については、「五葉マツ類発疹さび病」の概要を参照ください。

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