マイン川沿岸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 05:23 UTC 版)
「フランクフルト・アム・マイン」の記事における「マイン川沿岸」の解説
マイン川の両岸は、フランクフルト市内で最も魅力的な地域に発展してきている。ムゼウムスウーファー(博物館堤)の拡張、川岸施設の刷新、旧フランクフルト西港の住宅・産業地域への改変といったプロジェクトが行われ、建築上見所の多いマイン川の橋などがある。アルテ・ブリュッケ(直訳すると「古い橋」、1222年にはすでに文献に記録されている)は、何世紀もの間、この町で最も重要な建造物であった。2006年にマイン川の中州に展示ホール「ポルティクス」が建設された。1869年に開通した歩行者専用橋のアイゼルナー・シュテークは、この街の象徴的建造物の1つである。この橋の北詰にあるザールホーフとカトリックのレオンハルツ教会はシュタウフェン朝にまで遡る文化財建築である。 イネンシュタット東部のマイン川の橋から見たアルトシュタットとスカイラインは、フランクフルトを表現する画像としてよく用いられる。イネンシュタットの東側、マイン川の両岸にそれぞれ大きなビーチ・クラブが設けられた。ゲーテとマリアンネ・フォン・ヴィレマーがデートした場所として文学史に名を遺すゲルバーミューレは現在、行楽地のレストランとなっている。 自然保護地域「シュヴァンハイマー砂丘」は、ヨーロッパで数少ない内陸砂丘の1つで、シュヴァーンハイム区西部のマイン川近くにある。総面積は 58.5 haで、絶滅の危機に瀕した珍しい種を含め多くの動植物が棲息している。 ザールホーフ 博物館堤、画面右手前は三王教会、その奥がドイツ・イコン博物館 マイン川に架かる橋、画面右端がアイゼルナー・シュテーク、その左隣の橋がアルテ・ブリュッケ ポルティクスとアルテ・ブリュッケ レオンハルツ教会 ゲルバーミューレ シュヴァンハイマー砂丘
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