ホハ1形(クハ29形)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/30 16:00 UTC 版)
「信濃鉄道の電車」の記事における「ホハ1形(クハ29形)」の解説
ホハ1形は、デハ1形の電装を排した形態の制御車で、側面窓配置と定員はデハ1形と同様、自重は24.94tである。鉄道省買収時には3両が存在したが、うち2両(ホハ2, ホハ3)は、前述のように池田鉄道譲受車の入線時に初代デハ1, デハ3を電装解除したもので1925年製、ホハ1は1926年製の増備車である。 買収後は、クハ29形が制定され、旧番号順に29001 - 29003となった。戦後の1949年10月には20003が電装解除のうえ本形式に編入され、29013となったが、1951年12月に廃車。残りは1953年6月の車両形式称号規程改正でクハ5100形(5100 - 5102)に改められた。その後、1954年3月に全車が廃車となっている(5100は1102と振替えの上5110となる)が、5102の廃車体が1954年3月に豊川分工場内で失火全焼したクエ9120(旧クハ17形改造)と振替えられ、1963年(昭和38年)8月まで存在した。
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