ホハ20形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/26 06:57 UTC 版)
「栃尾鉄道ホハ20形客車」の記事における「ホハ20形」の解説
第二次世界大戦後の電化から始まった近代化により利用客が増加した事に併せ、輸送力増強用として1950年7月に栃尾鉄道の自社工場で2両(20・21)が製造された客車。「カマボコ」とも称される丸みを帯びた厚みのある屋根を有し、床面高さも760 mmと他の客車と比べ低かった。製造後は電車や電気機関車に牽引されていたが、1955年に21が運転台を設置した制御車に改造され、「クハ30」と言う車両番号への変更も実施された。しかし認可が下りなかった事から「クハ101」→「ホハ30」と2度の形式変更を経た後、1957年に実施された改造により電動車のモハ211となった。残ったホハ20については以降も原形のまま使用され、1972年に廃車された。
※この「ホハ20形」の解説は、「栃尾鉄道ホハ20形客車」の解説の一部です。
「ホハ20形」を含む「栃尾鉄道ホハ20形客車」の記事については、「栃尾鉄道ホハ20形客車」の概要を参照ください。
- ホハ20形のページへのリンク