21形 キホハ21 - 26
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 19:26 UTC 版)
「中勢鉄道」の記事における「21形 キホハ21 - 26」の解説
大日本軌道伊勢支社時代から在籍していた客車で、伊勢支社時代の形式は不明であるが、番号は1 - 6の番号が振られていた。その後中勢鉄道になった際に21形キホハ21 - 26に改番された。並形ボギー客車で二重屋根の木造車。開放デッキには乗り降りの階段が付き窓は降下式の軽便客車風な作りであったとされる。開放デッキの妻面に鉄板張りがあるがいつごろ改造されたのかは不明。自重2,5t、定員40人(座席26人)、最大寸法(長×巾×高)は7854×1917×2895mm、製造年月は1908年(明治41年)12月である。6両のうち、キホハ21 - 22・26の3両は1938年(昭和13年)8月15日付で廃車、残りの3両は廃止まで使用され、廃線後は三重鉄道(現・近鉄湯の山線・四日市あすなろう鉄道)のホハ20形ホハ20 - 22になり、1944年(昭和19年)の三重交通移管に伴いサ311形サ311 - 313となったが、1950年(昭和25年)に廃車されている。
※この「21形 キホハ21 - 26」の解説は、「中勢鉄道」の解説の一部です。
「21形 キホハ21 - 26」を含む「中勢鉄道」の記事については、「中勢鉄道」の概要を参照ください。
- 21形 キホハ21 - 26のページへのリンク