ペギー・スー
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「ペギー・スー」 (Peggy Sue) は、バディ・ホリー、ジェリー・アリソン、ノーマン・ペティによる楽曲。1957年7月にバディ・ホリー・アンド・ザ・クリケッツのシングルとして発表された。1958年のバディ・ホリーのアルバム『バディ・ホリー』にも収録されている。ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500では194位にランクインしている。
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ペギー・スー
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6月29日〜7月1日「ペギー・スー」録音。「ペギー・スー」は元々「シンディー・ルー」というタイトルのラテン・ビートを持ったスロー・テンポの曲だったが現場で大胆なアレンジが施された。「最初にチャ・チャのリズムを入れてみましたが上手くいきませんでした。ジェリー(アリソン)がバディに提案しました。『曲名をペギー・スーに変えてみたら?』バディはジェリーに『パラディドル(ドラム・ルーディメンツの一つ)入れてみて。』これで曲が走り出しました」(ニキ・サリヴァン)全体の音量バランス調整のためドラムセットをスタジオのロビーに移動、この音をペティはエコー・チャンバーを通したマイクで拾い、曲に合わせエコーの強弱を手動で操作した。マイキングが完了するとバディのギター・プレイに問題が起きた。「私はバディと一緒にリズム・ギターを弾いていたのですが彼のギターがリズムからソロにチェンジする時、ギターのスイッチ切り替えのタイミングがどうしてもあいません。仕方がないので私達が演奏中のバディのギターのスイッチを切り替えました。」(ニキ・サリヴァン)「私は2、3日間録音を続ける彼らが疲れているのを知っていたので皆に休むように言いました。しかしバディは『もう少し続けさせて下さい。私は眠くありません。』私が『O.K』と返事したのが朝の5時半、そう確か9時半頃には完全なマスターが出来上がっていました」(ノーマン・ペティ)完成した「ペギー・スー」のB面には「今までと違う少し変わった感じの可愛い曲を」と言うメンバー達のリクエストで「エブリデイ」が選ばれた。「『エブリデイ』には時間がかかりました。私はセレステを演奏する事になりスタジオとエンジニア・ルームを行ったり来たりでした」(ノーマン・ペティ)ドラムのジェリー・アリソンは即興で膝を叩いている。
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