ベネディクトゥス10世 (対立教皇)とは? わかりやすく解説

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ベネディクトゥス10世 (対立教皇)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/17 07:52 UTC 版)

ベネディクトゥス10世
第18代 ローマ対立教皇
教皇就任 1058年4月
教皇離任 1059年1月
先代 グレゴリウス6世
次代 ホノリウス2世
司教叙階 ヴェレットリ
個人情報
死去 1073年
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ベネディクトゥス10世(? - 1073年)は、ローマ教皇であるニコラウス2世対立教皇である(在位:1058年4月 - 1059年1月)。

生涯

はじめはヴェレットリで司教に叙任された。1058年3月29日ステファヌス9世が死去すると教皇位は空席となった。このような中でトゥスクラーニ家など貴族の支持を得たベネディクトゥス10世が、選挙をせずに教皇として即位した。しかし12月にニコラウス2世が正式な教皇として擁立されると、ニコラウス2世派の攻撃を受けたベネディクトゥス10世は1059年1月にローマから逃亡した。このときをもって教皇の地位を終えたとされている。

秋になってニコラウス2世派に逮捕された。裁判では有罪とされ、ノメンタナ通りのサンタニェーゼ修道院に幽閉され、1073年に死去した。

参考文献




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