紅久【ベニヒサシ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8727号 |
登録年月日 | 2001年 3月 13日 | |
農林水産植物の種類 | ばれいしょ | |
登録品種の名称及びその読み | 紅久 よみ:ベニヒサシ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構、和田製糖株式会社 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1、東京都中央区日本橋蛎殻町1丁目6番11号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 梅村芳樹、中尾敬、小原明子、森元幸、米田勉、木村鉄也、吉田勉、隅田隆男、高松直、林一也、大川豊、岡田亨、12 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成された固定品種であり、いもの形は長楕円形、皮色(1次色)は紫、肉色(1次色)が赤の調理及び加工原料向きの品種である。叢性はやや開張型、個重型・個数型の別は個数型、幼芽の色は赤紫、太さは中、茎の長さは極長、太さは中、茎翼は直、分枝数は多、萌芽時の葉色は帯紫、頂小葉の形は極細、小葉の形は細、大きさは小、花の数はかなり多、がくの色は緑、花の大きさは中、花色(1次色)は白、花粉の多少は少、結果数は稀、ふく枝の長さは長、いも着生の深浅は中、長短はやや長、扁平度は中、形は長楕円形、皮色(1次色)は紫、皮色(2次色)は赤、分布は班紋、表皮の粗滑及び目の数は中、目の深浅は浅、肉色(1次色)は赤、肉色(2次色)は黄、分布は輪状である。休眠期間は極短、枯ちょう期は晩、初期生育はやや遅、早期肥大性は遅、上いも平均1個重はかなり小、肉質はやや粘、黒変の程度は少、煮くずれの程度は微、舌ざわりは滑、チップ・フライの褐変程度は中、フライの乾湿はやや湿、食味は中である。「ジャガキッズ パープル 90」と比較して、花色が白であること、いもの形が長楕円形であること、肉色(1次色)が赤であること、「サユミムラサキ」と比較して、花色が白であること、肉色(1次色)が赤であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和61年に北海道農業試験場島松試験地(恵庭市)において、出願者所有の育成系統どうし(「W862207-1」×「W872209-5」)を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「島系576号」、出願公表時の名称は「紅子」であった。 |
このページでは「品種登録データベース」から紅久を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から紅久を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から紅久を検索
Weblioに収録されているすべての辞書から紅久を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から紅久を検索
- >> 「紅久」を含む用語の索引
- 紅久のページへのリンク