紅日輪【ベニニチリン】(草花類)
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登録番号 | 第11934号 |
登録年月日 | 2004年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | しゃくやく | |
登録品種の名称及びその読み | 紅日輪 よみ:ベニニチリン |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 吉沢武夫 | |
品種登録者の住所 | 新潟県白根市大字東萱場3500 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 吉沢武夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「春の粧」に「小島の輝」を交配して育成されたものであり、花は赤紫色で翁咲きの切り花及び花壇向きの中輪花である。草型は直立性、草丈は中、茎の太さはやや太、茎葉の毛の多少は中、どん芽の形は筆状、色は赤紫、芽立ち数及び分枝性は極多、節間長は中である。複葉の形は2回3出、小葉の形は丸葉、葉縁の波打ちは無、葉の大きさは中、色は濃、葉先の垂れは立ちである。花形は翁咲き、花の大きさは中、開花始時の花色は濃赤紫(JHS カラーチャート 9509)、満開時の花色は赤紫(同9508)、内弁の色は地色が明赤紫(同9506)で弁縁が淡黄(同2503)、ぼかしの有無はやや有、絞りの有無並びに程度は無である。花弁先端の形は小凹形、長さはやや長、幅は中である。雌しべの有無並びに多少は中、状態は小型、柱頭の色は赤色、雄しべの有無並びに多少は無である。花首の太さは中、長さはやや短、アントシアニンによる着色は淡である。花の香りは弱、開花の早晩性は中である。「サツキ」と比較して、開花始時の色が濃赤紫であること、内弁の地色が明赤紫で弁縁が淡黄であること等で、「ドリーン」と比較して、葉縁の波打が無いこと、満開時の花色が赤紫であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和61年に育成者のほ場(新潟県白根市)において、「春の粧」に「小島の輝」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成5年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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