ヘヴン&アースとは? わかりやすく解説

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ヘヴン&アース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/12 04:02 UTC 版)

『ヘヴン&アース』
イエススタジオ・アルバム
リリース
録音 2014年1月6日-3月14日
ジャンル プログレッシブ・ロック
時間
レーベル フロンティアーズ・レコード
アヴァロン・レーベル
プロデュース ロイ・トーマス・ベイカー
イエス アルバム 年表
The Studio Albums 1969–1987
(2013年)
ヘヴン&アース
(2014年)
“イエス・サード・アルバム”&“究極”完全再現ライヴ~ライヴ・イン・ブリストル 2014
(2014年)
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ヘヴン&アース』(Heaven & Earth)は、2014年に発表されたイエスのアルバムである。リードボーカルのジョン・デイヴィソンが参加した最初のアルバムであり、創設メンバーであり2015年に死去したクリス・スクワイアが参加した最後のスタジオ・アルバムとなった。

プロデュースはロイ・トーマス・ベイカー、ミキシングは後にイエスの正式メンバーとなるビリー・シャーウッドが担当した[1]。ベイカーにとって2025年に亡くなる前にプロデューサーとしてクレジットされた最後の作品である。 全英アルバムチャートで最高20位、全米アルバムチャートで最高26位を記録[2][3]

解説

2012年2月、健康上の問題でグループを脱退したベノワ・ディヴィッドの後任として、アメリカ人シンガーのジョン・デイヴィソンが加入した[4]。デイヴィソンを新メンバーに迎えたイエスは、2013年のツアー中にアルバムのための新曲の準備を始めた。デイヴィソンは作詞作曲に積極的に取り組み、他のメンバーの家を訪れて共同作業を行った。アルバム制作は、プロデューサーにロイ・トーマス・ベイカーを迎えて行われたが、最終的なミキシング作業はベイカーからビリー・シャーウッドへ交代した。スティーヴ・ハウによれば、この交代劇はベイカーのアルバムに対するアプローチがあまりにもテクノクラート的だったからと述べている。「ロイのやり方は、サウンド重視だった。曲の構成はそれほど重要じゃなかった。(中略)彼は僕らのミキシング・スタイルを、最終的に僕らのためにミキシングをしてくれたビリー・シャーウッドほど理解しているようには思えなかった」[5]

収録曲

# タイトル 作詞・作曲 時間
1. 「ビリーヴ・アゲイン - "Believe Again"」 ジョン・デイヴィソンスティーヴ・ハウ
2. 「ザ・ゲーム - "The Game"」 クリス・スクワイア、デイヴィソン、ジェラルド・ジョンソン
3. 「ステップ・ビヨンド - "Step Beyond"」 ハウ、デイヴィソン
4. 「トゥ・アセンド - "To Ascend"」 デイヴィソン、アラン・ホワイト
5. 「イン・ア・ワールド・オヴ・アワ・オウン - "In a World of Our Own"」 デイヴィソン、スクワイア
6. 「ライト・オヴ・ジ・エイジズ - "Light of the Ages"」 デイヴィソン
7. 「イット・ワズ・オール・ウィー・ニュウ - "It Was All We Knew"」 ハウ
8. 「サブウェイ・ウォールズ - "Subway Walls"」 デイヴィソン、ジェフ・ダウンズ
合計時間:
日本盤ボーナス・トラック
# タイトル 作詞・作曲 時間
9. 「トゥー・アセンド (アコースティック・ヴァージョン)- To Ascend (Acoustic Version)」 デイヴィソン、ホワイト

参加メンバー

脚注




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