ヘレニズム、ストア派とは? わかりやすく解説

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ヘレニズム、ストア派

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 03:19 UTC 版)

ロゴス」の記事における「ヘレニズム、ストア派」の解説

詳細は「ストア哲学」を参照 ロゴス哲学用語として注目されるのは、ヘレニズム期ストア哲学である。ゼノンはじめとするストア派哲学者は、神が定めた世界の神的な論理を「ロゴス」と呼び、ときにこれを神とも同一視したこのような神格化に伴いロゴス賛歌のような詩も作られた。 ストア派において、ロゴス根幹となる概念であり、世界定める理を意味するストア派ロゴスは「自然」(ピュシス本性)や「運命」〔テュケー)とも表現され神とも同一視される。また人間世界一部であり「人間自然本性」としてロゴス持って生まれているとされるこうした人間の自然」としてのロゴスダイモーンヌースとも呼ばれ、これに従った生き方賢者生き方であるとされるロゴス中世哲学において言葉(verbum)と理性理念観念ratio)等の二つ概念分かたれた。それらを独自の仕方で関係づけ総合したのは13世紀スコラ学トマス・アクィナスであった音声言語である「外なるロゴス」はそれを発する者の精神の「内なるロゴス」すなわち観念イデア表示しそれを明らかにする他方キリスト教神学では神の第二ペルソナである御子ロゴス、すなわち「御言葉そのもの理解された。

※この「ヘレニズム、ストア派」の解説は、「ロゴス」の解説の一部です。
「ヘレニズム、ストア派」を含む「ロゴス」の記事については、「ロゴス」の概要を参照ください。

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