プロジェクト・サイクル・マネジメントとは? わかりやすく解説

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プロジェクト・サイクル・マネジメント

【英】:PCM, Project Cycle Management

プロジェクト・サイクル・マネジメント(PCM手法とは、開発援助プロジェクト計画立案実施評価という一連のサイクルを、「プロジェクト・デザイン・マトリックス(PDM)」とよばれるプロジェクト概要表を用いて運営管理する手法である。国際協力機構JICA)では1994 年以来技術協力プロジェクトなどの事業マネジメント手法としてPCM手法活用してきている。
PDMとは、開発援助分野プロジェクト管理運営するために用いられてきたロジカルフレームワークLogical Framework)の一つである。PDMではプロジェクトの概要ひと目でわかるように、一枚フォーム中にプロジェクトの目標成果活動投入等といったプロジェクトの構成要因や、各構成要因論理的な相関関係が、「原因」と「結果」の連鎖関係で組み立てられている。また、PDMでは事前に目標成果期待値指標として示すと共にプロジェクト成否影響与えるかもしれない外部用件特定している。
PCM手法特色としては、次の3つ挙げられる:(1)一貫性PDM用いてプロジェクトの全サイクル管理するという一貫性、(2)論理性PDM作成に至る、それぞれの分析過程における論理性(3)参加型:様々なレベル関係者一同に集まり意見たたかわせるという参加型(ワークショップ)。(和田知代)

参考FASIDホームページ http://www.fasid.or.jp/kenshu/pcm/index.html

プロジェクトサイクルマネジメント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 23:39 UTC 版)

プロジェクトマネジメント」の記事における「プロジェクトサイクルマネジメント」の解説

事業者プロジェクトをその規模かかわらず計画立案実施評価という一連のサイクル実施するととらえ、それぞれの段階における実施管理を行うことを指す。「プロジェクトデザインマトリックス (PDM)」と呼ばれるプロジェクト概要表を用いて管理運営する手法がある。PDMプロジェクト計画構成する目標行動投入等を含み、それらの論理的な相関関係を示す。

※この「プロジェクトサイクルマネジメント」の解説は、「プロジェクトマネジメント」の解説の一部です。
「プロジェクトサイクルマネジメント」を含む「プロジェクトマネジメント」の記事については、「プロジェクトマネジメント」の概要を参照ください。

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