プロオーディオユースとは? わかりやすく解説

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プロオーディオユース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 15:44 UTC 版)

VHS」の記事における「プロオーディオユース」の解説

1991年平成3年)、米ALESIS社がS-VHSテープ8トラックデジタル録音可能にしたMTRADATALESIS DIGITAL AUDIO TAPE)を発売機器ばかりでなくメディア安価、かつ、16台までの同期動作も可能ということで、中小スタジオやホームスタジオで急速に広まったいくつかのメーカーから互換機発売されるなど、この規格一定の普及を見、adat(エーダット)として、Hi8テープ同様の録音ができるティアック社のDTRS規格とともにユーザー根強い支持得ている。 初期機種ではデジタルがゆえに事前にフォーマット作業必要だった(後に録音同時フォーマット可能になる)。120分の録画テープ対し、約41分の録音が可能。デジタル記録ヘッドとの物理的接触などによる損耗に弱いため、ベース・フィルムを強化したADATロゴ入り推奨S-VHSテープ存在する当初TypeIフォーマットでは、サンプリングレート44.1kHzや48kHz、サンプリングビット16bitsであったが、後のTypeIIフォーマットで24bitsにも対応した。さらに、1チャンネルにつき通常の2トラック分を使って96kHz記録伝送実現するS/MUXという規格もある。一方デジタル入出力インターフェイスは、これも普及している角型オプティカルTOS-Link)のジャックケーブル用いて、8チャンネルまでの同時伝送可能なものを搭載していた(ADAT Optical Interface:こちらも後にレコーディング機器ディジタル入出力用として一定の地位築いた)。もちろん、民生機で広く普及しているデジタル音声インターフェイスであるS/PDIFとは、論理フォーマット上の互換性はない。

※この「プロオーディオユース」の解説は、「VHS」の解説の一部です。
「プロオーディオユース」を含む「VHS」の記事については、「VHS」の概要を参照ください。

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