ブーム後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 06:44 UTC 版)
製造元のタカラは1961年(昭和36年)、社標をダッコちゃんをデザインしたものに変更し、テレビCMのキャッチフレーズにも「だっこちゃんマークのタカラ」とダッコちゃんを前面に押し出したPRを行なった。 タカラ創業者の佐藤安太は、ダッコちゃんブームとその終焉を通じて、企業ブランドの確立と永続的に売れる商品の必要性を痛感したという。これは後にリカちゃん(1967年(昭和42年)発売)として結実した。 ダッコちゃんはその後、1966年(昭和41年)に新製品が登場し、再ブームが起こった。 1975年(昭和50年)には創業20周年を記念して復刻版が登場し、1960年当時ほどのブームにはならなかったが真正品のみで150万個が販売された。 1980年(昭和55年)の発売20周年時にも復刻版が登場した。また、特命刑事(刑事ドラマ)では、第6話『黒い狼』から芹沢刑事が腕に付けていたり、以降も最終話まで芹沢刑事の前に置かれている等の場面が見られた。 1985年(昭和60年)に発売25周年と創業30周年を記念して復刻版と新製品が登場し、キャラクターライセンス商品も各社から販売された。このときの標準サイズ(1960年版の復刻版)の販売価格は680円だった。
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