ブルース・リーとの関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 12:49 UTC 版)
「グリーン・ホーネット」の記事における「ブルース・リーとの関係」の解説
グリーン・ホーネットには、共に戦う助手のカトー(Kato、日本でのテレビ放映時の発音。また、表記は漢字で加藤だった。原音ではケイトー、中華圏では現在でも加藤と表記される)がいるが、テレビ版ではスターとなる前のブルース・リーがこの役を演じた。そのため、この番組はブルース・リーの出世作とも言われる。後に、本作をブルース・リー中心に再編集した『ブルース・リーのグリーン・ホーネット』『ブルース・リー 電光石火』の2作が劇場公開された(ビデオ・DVD邦題は『ブルース・リーINグリーン・ホーネット』『ブルース・リーINグリーン・ホーネット2 電光石火』)。 日本ではブルース・リーの出世作としての認知度が高いが、アメリカでは本作自体のファン、マニアが多数存在する。 なお、アメリカ国内で「有名な日本人は?」と質問すると「ブルース・リー」と回答する人が多いが、その理由はブルース・リーがこのグリーン・ホーネットにおいて日本人の役を演じたためと言われている。 また、ブルース・リーの代名詞の一つでもあるヌンチャクはこの作品から使われ始めている。リーの動きが速く、ダイナミックなためカメラに入りきらずNGを連発。TV映えするアクションはないものか、と考えていたところ親友であり、武術家のダン・イノサントにヌンチャクの指導を依頼。以来、ブルースと言えばヌンチャクと言われるほどまでの技術を身に付けヌンチャクの知名度も世界的に上がった。ダンのヌンチャクは正しくはフィリピン武術(カリ)のタバクトヨクであり、日本の琉球空手で使われているものより鎖が長い。
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