ブルボン家・王党派
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 20:58 UTC 版)
「ナポレオン -獅子の時代-」の記事における「ブルボン家・王党派」の解説
ルイ16世 フランス国王。鈍感ながら温厚なる善人として描かれており、王党派はむろんロベスピエールにまで慕われていた。作中ならびに史実における遺言「私は罪なくして死す」の通り、いかなる違法行為も問われぬまま「王であること(王権を以て人民から主権を奪うこと)」の罪を負って処刑された。 マリー・アントワネット フランス王妃。浪費家であるとしてフランス国民の反感を買っており、対墺感情までも悪化せしめたが、夫同様悪人ではなかった。エベールの流したデマによって近親相姦の罪を捏造されるなど劣悪な扱いを受け、刑死。 アンギャン公 フランス革命時の亡命貴族。人望に篤く身分を問わず人気があり、ブルボン家の中で最も王にふさわしいとされていた。カドゥーダルの第一執政暗殺計画の際に、中立のバーデン公国から拉致され王党派幹部として逮捕、処刑される。しかしこれは冤罪で、無実であった王族の処刑は全欧州へ衝撃を与えた。 カドゥーダル(Georges Cadoudal) 王党派。サン=ニケーズ街におけるナポレオン暗殺未遂事件に関与していた。第一執政暗殺計画首謀者として、観劇中のナポレオンを狙うも失敗。処刑された。 ピシュグリュ(Jean-Charles Pichegru) 王党派。総裁政府への反乱を企て、ギアナに流刑となっていた将軍。第一執政暗殺計画に参加しミュラを痛めつけるも、後日再戦を挑まれ殺害された(史実では逮捕後獄死)。
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