ブラックシャドウズ編(5話〜)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 06:13 UTC 版)
「新約「巨人の星」花形」の記事における「ブラックシャドウズ編(5話〜)」の解説
花形や天野、それに黒沢も加わり、野球部は草野球チーム・ブラックシャドウズとして再編成され、活動を再開する。当初は野球をすることに困惑する他の部員達だったが、花形の現状を嘲笑するレイジへの反感から団結。試合を挑み、そのほとんどが素人のブラックシャドウズであったがシニアの強豪チームを相手に接戦を繰り広げ、最後は逆転勝ちを果たす。この試合を通じて赤川や桜庭をはじめ、メンバーが野球の楽しさに目覚めた。試合後、花形はボールを拾った一人の少年と一瞬顔を合わせるが、この時の少年が後の花形の人生に大きな影響を及ぼす事など、知る由もなかった…。 その後も幾つもの試合を重ねてゆくうちに、謎の草野球チームとして噂が広がってゆく。そんなある日、黒沢に高校野球の名門・帝都高校の推薦が舞い込む。その話は廃部となった野球部の元顧問の尽力によってもたらされ、さらにはその結果次第で野球部を復活させられるというものだった。黒沢を始め花形達も歓喜に溢れていたが、そんな花形達の前に金属バットを振り下ろす狂気に満ちた不良少年が現れる。野球部廃部の決定的な要因を作り、更には自らの推薦を潰した黒沢を憎む彼の名は滝洋一。彼はブラックシャドウズのメンバーを潰し、不良を煽動して黒沢の推薦を潰そうと暗躍していた。ブラックシャドウズや花形は辛くも滝を退け、黒沢は帝都学園の推薦に見事合格する。しかし、その帰路で天野・花形・黒沢の前に再び滝が現れる。滝は三人に近づこうとしたが、滝は接近するトラックの前に飛び出してしまう。滝は一命を取り留めたものの、滝を助けた黒沢が代わりとなる形で轢かれてしまう。滝は黒沢に和解を申し出に来ただけであり、やり場のない『事故』により、黒沢は二度と歩く事すらできなくなってしまう。 その事件があってブラックシャドウズは解散し、花形は野球をやめてしまった。
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