フランソワ・バシェの楽器彫刻とは? わかりやすく解説

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フランソワ・バシェの楽器彫刻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 00:52 UTC 版)

EXPO'70パビリオン」の記事における「フランソワ・バシェの楽器彫刻」の解説

楽器彫刻とはフランス人彫刻家のフランソワ・バシェと、その兄ベルナール・バシェにより考案されたもので、ガラスリードを手でこすったりの棒で叩いたりすることで音を発する大阪万博際し、バシェ兄弟武満により日本招かれ、計17基の楽器彫刻を製作、それぞれの楽器には「川上フォーン」など、製作助手にちなんだ名前が付けられた。武満はこれら楽器彫刻のために『四季』を作曲し1970年8月スペース・シアター演奏行った。ただし、本来4名の奏者演奏されるところが、出演予定の2名が来日できなくなったため、山口恭範とマイケル・ランタの2名のみによる演奏だった。翌1971年には本来の形での録音行っている。 万博終了後音楽彫刻長らく倉庫放置され2012年時点では錆びた解体された状態にあった2013年には、バルセロナ拠点活動する音楽研究者・サウンドアーティストであるマルティ・ルイツにより「川上フォーン」と「高木フォーン」(「関根フォーン」である可能性もある)2基が復元され2015年にはルイツと京都市立芸術大学学生との共同で「フォーン」と「渡辺フォーン」の修復行った。「川上フォーン」と「高木フォーン」はEXPO '70パビリオンエントランス展示されている。

※この「フランソワ・バシェの楽器彫刻」の解説は、「EXPO'70パビリオン」の解説の一部です。
「フランソワ・バシェの楽器彫刻」を含む「EXPO'70パビリオン」の記事については、「EXPO'70パビリオン」の概要を参照ください。

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