フランス法学の導入とは? わかりやすく解説

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フランス法学の導入

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 22:54 UTC 版)

再閲民法草案」の記事における「フランス法学の導入」の解説

民法起草事業は、1870年明治3年)、江藤新平太政官制度局に民法会議設置し箕作麟祥フランス民法典翻訳命じたことから始まった同事業は1871年左院民法編纂会議引き継がれ、翌1872年には江藤初代司法卿となったことから司法省民法編纂会議引き継がれた。 起草事業の間の1871年には、仮の民法として全79条の「民法決議」が、次いで1872年には全1084条からなる皇国民法仮規則1872年)が設置されている。1873年には、明治六年政変関連して江藤司法卿辞任したが、編纂事業後任司法卿大木喬任引き継がれボアソナード顧問として招へいされるに至ったボアソナード司法省法律学校である明法寮(のち司法省法学校)でフランス語によるフランス法学の講義を行う傍ら日本法整備命じられた。初めに刑法典および治罪法典の起草事業が行われ、1880年には旧刑法および治罪法公布された(1882年施行)。

※この「フランス法学の導入」の解説は、「再閲民法草案」の解説の一部です。
「フランス法学の導入」を含む「再閲民法草案」の記事については、「再閲民法草案」の概要を参照ください。

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