フラノローラ【フラノローラ】(工芸作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10476号 |
登録年月日 | 2002年 9月 4日 | |
農林水産植物の種類 | ホップ | |
登録品種の名称及びその読み | フラノローラ よみ:フラノローラ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | サッポロビール株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都渋谷区恵比寿四丁目20番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 稲葉彰、須田成志、後藤真伸、菊池正彦、日蔭春夫、糸賀裕 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「Saaz-YG」に「Saaz」を交配して育成された固定品種であり、育成地(北海道空知郡上富良野町)における成熟期は中性、べと病抵抗性を有し、全樹脂含量は中、α酸含量の保存安定性が大きい品種である。草型は棍棒状、草丈は中、萌芽の色は赤緑、立ち性は斜立である。主茎の色及び稜線の色は赤紫、巻付き性は中、節部柔毛の多少は極少、節間長及び節数は中である。側枝の長さは長、分枝性は中、着花型は二次側枝、着花密度はやや疎、耐風性は中である。幼葉の色は淡緑、成葉の色は緑、葉身の形は掌状形、裂片数は五裂、切れ込みの深さは中、葉縁の鋸歯の形は歯牙状、葉柄裂刻の形は閉じる、葉身の大きさは中である。球花の色は黄緑、形は長卵形、大きさは大、ほう数は中、100 球花重は重、1つる当たりの球花数は小である。外ほうの色は黄緑、形は楕円、大きさは大、内ほうの色は黄緑、形は楕円、大きさは中である。ルプリンの色は黄、大きさは中、量はやや多である。開花期、球花期及び成熟期は中、茎及び葉のべと病抵抗性はやや抵抗性、球花べと病抵抗性は抵抗性である。全樹脂含量、α酸含量及びβ区分含量は中、α酸含量の保存安定性は大である。「信州早生」、「フラノエース」及び「フラノ18号」と比較して、萌芽の色が赤緑であること、球花の形が長卵であること、α酸含量の保存安定性が大きいこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成元年に出願者のほ場(北海道空知郡上富良野町)において、「Saaz-YG」に「Saaz」を交配し、その実生の中から選抜、以後、6年から生産力検定試験及び品質検定試験等を行い、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。] |
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