フラットケーブル
フラットケーブルとは、細いケーブルを複数、平面状に束ねて、帯のようにしたケーブルのことである。幅がある程度狭いタイプのフラットケーブルはリボンケーブルと呼ばれることもある。
フラットケーブルは、多くの場合にコネクタを圧着(ケーブルを挟み込む接合法)と呼ばれる簡易な方法で行い、電線の表面は樹脂皮膜で覆った程度の(ほぼ剥き出しの)状態にする。そのため大量に生産可能である。また、平面状であるため折り曲げなどにも柔軟に対応できるというメリットもある。その反面、比較的雑音を拾いやすく、強度や弱いという難点もある。そのため、多くの場合フラットケーブルはパソコンの本体内部で機器どうしを接続するためなどの用途に用いられる。
代表的なフラットケーブルとしては、IDEケーブルやSCSIケーブルなどを挙げることができる。
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フラットケーブル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 10:06 UTC 版)
「ツイストペアケーブル」の記事における「フラットケーブル」の解説
窓と窓枠の隙間をくぐったり、OAフロアではない部屋のカーペットの下などに敷設可能なように、きしめんのような薄型のケーブルが作られている。アンダーカーペットケーブルと称して販売されていたり、俗にきしめんケーブルと呼ばれているものである。
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フラットケーブル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 04:29 UTC 版)
被覆線を同一ピッチで複数本ならべて、融着した形状の線材。カラーコードで1本ずつ色を変えてあるもの、5本毎などに色の変えてあるものなどがある。圧接型コネクタを使って、一度に配線することが可能である。
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