線材の形状による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 04:29 UTC 版)
単線 1本の導体を使用している。曲げた形状を保持しやすい。細いものはワイヤラッピングに使われる。 撚線(よりせん) 複数の細い導体をまとめて被覆した電線。単線よりも柔軟性がある。 撚対線(よりついせん) 2本の被覆電線を撚り合わせたもの。ツイストペアケーブルとも呼ばれる。 シールド線 心線の周りを静電シールドで覆った構造のもの。心線には、単心・多心・ツイストペアケーブルなどがある。シールドにはバラ線のもの、編組したもの、アルミテープ巻きのものなどがある。単心のシールド線において特性インピーダンスを規定したものは同軸ケーブルと呼ばれる。心線は芯線とも書かれる。 フラットケーブル 被覆線を同一ピッチで複数本ならべて、融着した形状の線材。カラーコードで1本ずつ色を変えてあるもの、5本毎などに色の変えてあるものなどがある。圧接型コネクタを使って、一度に配線することが可能である。 フレキシブルフラットケーブル(FFC) 平板型の導体を複数本並べて被覆した、リボン状の線材。可動部分や、狭い場所に使用する。
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