フォリオ版出版後のTSR製のグレイホーク冒険
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「グレイホーク」の記事における「フォリオ版出版後のTSR製のグレイホーク冒険」の解説
フォリオ版出版以前にTSRによって出版された10の冒険は、その内9つがガイギャックスの執筆したものであった。しかしながら、ガイギャックスのキャンペーン世界に関する新情報が明らかになったことと、これを「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の中核にしたいというTSRの要望は、新たな著者達が彼らの冒険をグレイホークを舞台とすることを促進した。これにより、ガイギャックスがますます会社の他の分野の仕事に忙しくなっていったという事実と併せ、フォリオ版が出版されてから2年で17のグレイホーク冒険が出版されたが、ガイギャックスが執筆あるいは共同執筆したものはそのうちのたった4つとなった。 S3 エクスペディション・トゥ・ザ・バリアー・ピークス(英語版)(ゲイリー・ガイギャックス、1980年) A1 スレイブ・ピッツ・オブ・ジ・アンダーシティ(英語版)(デイヴィッド・クック、1980年) A2 シークレット・オブ・ザ・スレイバーズ・ストッケイド(英語版)(ハロルド・ジョンソン&トム・モルドヴェイ、1981年) A3 アソールト・オン・ジ・エアリー・オブ・ザ・スレイブ・ローズ(英語版)(アレン・ハマック、1981年) A4 イン・ザ・ダンジョンズ・オブ・ザ・スレイブ・ローズ(英語版)(ローレンス・シック、1981年) Q1 クイーン・オブ・ザ・デーモンウェブ・ピッツ(英語版)(デイヴィッド・C・サザーランド3世&ゲイリー・ガイギャックス、1980年)) C1 ザ・ヒドゥン・シュライン・オブ・タモアカン(英語版)(ハロルド・ジョンソン&ジェフ・R・リーソン、1980年) C2 ザ・ゴースト・タワー・オブ・インバーネス(英語版)(アレン・ハマック、1980年) I1 ドゥエラーズ・オブ・ザ・フォービドゥン・シティ(英語版)(デイヴィッド・クック、1981年) L1 ザ・シークレット・オブ・ボーン・ヒル(英語版)(レナード・ラコフカ、1981年) U1 シニスター・シークレット・オブ・ソルトマーシュ(英語版)(デイヴ・ブラウン&ドン・ターンブル、1981年) U2 デインジャー・アット・ダンウォーター(英語版)(デイヴ・ブラウン&ドン・ターンブル、1982年) N1 アゲンスト・ザ・カルト・オヴ・ザ・レプタイル・ゴッド(英語版)(ダグラス・ナイルズ、1982年) WG4 ザ・フォガットゥン・テンプル・オブ・タリズダン(英語版)(ゲイリー・ガイギャックス、1982年) S4 ロスト・カバーンズ・オブ・ソーカンス(英語版)(ゲイリー・ガイギャックス、1982年)本来「ロスト・カバーンズ・オブ・ソーコンス」として1976年に出版された。 U3 ザ・ファイナル・エネミー(英語版)(デイヴ・ブラウン&ドン・ターンブル、1983年) L2 ジ・アサシンズ・ノット(英語版)(レナード・ラコフカ、1983年) 1981年に、TSRはまた「大型モジュール」のD1-2 ディセント・イントゥ・ザ・デプスス・オブ・ジ・アースとG1-2-3 アゲンスト・ザ・ジャイアンツ(英語版)を出版した。両方とも以前に出版されたモジュールの再編集版で、それぞれ前者はドロウ・シリーズ、後者はジャイアント・シリーズが結合されていた。 フォリオ版の出版以降、多数のプロジェクトがこのセッティングにより多くの深みと細目を加えるために計画されたが、それらのプロジェクトの多くは実現しなかった。
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