ファイナル・フライト・オブ・ザ・オシリス Final Flight of the Osiris
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「アニマトリックス」の記事における「ファイナル・フライト・オブ・ザ・オシリス Final Flight of the Osiris」の解説
オシリス号のクルーは、センティネルによるザイオン攻略の様子を目撃、情報をザイオンに伝えようとするがセンティネルの大群に気づかれてしまう。そこでクルーたちは迫りくるセンティネルからオシリス号を防衛しつつ、クルーの一人であるジュエが「マトリックス」を介してザイオンのメンバーへ情報を届けるという希望を託す作戦に出る。 この作品は『マトリックス リローデッド』の序章であり、『ENTER THE MATRIX』の冒頭へ繋がる。『マトリックス』を詳しく知ろうとする者には重要な話の1つにあたる。この作品の特色は、人も含めた全てのオブジェクトが3DCGで製作されている点である。3D描画の質は非常に高く、特に人物に至っては肌の質感や細かさによって実写と見紛うばかりのモデリングがなされている。これは、映画版『ファイナルファンタジー』の技術を活かしたものである。キャラクターの動きなどをよく目を通してみれば、この作品が3DCGであることがよく分かる演出がなされている。 なお、この作品のみ日本では2003年の映画『ドリームキャッチャー』と劇場で同時上映された。同時上映された主な理由は『ドリームキャッチャー』が『マトリックス』シリーズと同じワーナー・ブラザースの配給であるため、そして『マトリックス リローデッド』の公開が近かったためである[要出典]。ただし、本作は『ドリームキャッチャー』のDVDには付録されていない。当作品にはA4版の宣伝用チラシが少数存在しており、映画『ドリームキャッチャー』と同時上映であった関係から『ドリーム……』のプレスシート宣材内に1枚が収められていた。 監督:アンディー・ジョーンズ 脚本:ラリー & アンディ・ウォシャウスキー 製作:スクウェアUSA キャスト(括弧内は吹き替え版声優、以下同じ)サディアス:ケビン・マイケル・リチャードソン(大塚明夫) ジュエ:パメラ・アドロン(湯屋敦子) 老婆:ベット・フォード(麻生美代子)
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