ビール(びーる)
麦芽を主原料とする醸造酒。バビロニア人はすでに紀元前3500年ころ、ストローでビールを吸飲していた。エジプト神話によるとオシリス神あるいはレー神がビールを始めたといわれるが、第五王朝時代(紀元前2494~2345年)の石のレリーフには、当時の製法の詳細が記録されている。これらの古代ビールは発芽したエンメルコムギを日光乾燥し、根芽を除き、搗砕(とうさい)した後、水を混ぜパンの形に軽く焼いたビール・パンを粉砕し、水を加え自然に発酵させたものである。エジプトではこれに果実や植物の根などを加え薬効を高めた。現在ビールに特有な香味と保存性・泡立ち性を付与するため麦汁煮沸時に添加されるホップは紀元前六世紀ころの新バビロニア王国時代には、すでに使われていたといわれる。ドイツでホップが使われ始めたのは、7世紀ころからである。中世紀のドイツでは麦芽用にオオムギ・エンバク・コムギが用いられたが現在では二条オオムギの麦芽・ホップ・水を原料としてつくられる。ドイツ以外の国々では補助原料として砕米、デンプンなどが使われている。
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