ビッグマフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/19 19:55 UTC 版)
「エレクトロ・ハーモニックス」の記事における「ビッグマフ」の解説
1971年、マシューズは看板商品と成る有名なペダルエフェクター、ザ・ビッグマフ・パイをデザインする。この製品はあらゆるギターサウンドにリッチで、クリーミーなベースヘヴィサステインを加えるファズボックスだった。これは宣伝によると“もっともハーモニックなディストーション-最新のサステインデバイス”となる。伝説ではマシューズは歪まないサステイナーを開発しようとしていたが、彼は失敗がヒットに繋がると考えたという。これは小さなアンプを室内の使用に於いてでさえ、それをよりよくし、歪ませることも出来る。このペダルはヒットとなり、もっとも支持を得ていた有名ミュージシャン、カルロス・サンタナ、デヴィッド・ギルモアに使用された。しかもジミ・ヘンドリックスの死後、このペダルはリリースされたが、ジミはこれのプロトタイプを試し、彼の出すトーンを模倣するようにデザインされていたということである。70年代にはビッグマフ・パイのあらゆるヴァリエーションが発表された。現在、エレクトロハーモニクス社はニューヨークで生産するリイシューのモデルと、これとは少しトーンの異なるロシアのSovtek製を市場に供給している。
※この「ビッグマフ」の解説は、「エレクトロ・ハーモニックス」の解説の一部です。
「ビッグマフ」を含む「エレクトロ・ハーモニックス」の記事については、「エレクトロ・ハーモニックス」の概要を参照ください。
- ビッグ・マフのページへのリンク