ビガー
ビガーとは活力、活気、勢い、力強さを意味する。初代モデルは1981年9月にデビューした。2代目アコードと同時発表で、双生児車だった。エクステリアでは角型4灯ヘッドランプであることが違った。セダンと3ドアハッチバックというスタイルは同じだが、エンジンは1.8Lのみ。
82年11月、ATをホンダマチック4速フルオートに換装。83年6月にはエンジンを12バルブの新ユニットに変え、ATがロックアップ付きに進化。ヘッドランプまわり、バンパーも変わった。
85年6月、フルモデルチェンジ。2代目はセダンだけで、リトラクタブルヘッドランプを採用。エンジンは1.8Lと2L。86年5月にはATが電子制御ロックアップ付きになった。87年5月、新2Lエンジンを追加、ALBを装備した。バンパーやサイドモール、テールランプなども変更。
89年10月、3代目を発売した。4ドア・ピラードハードトップとなったボディは新機種のインスパイアと同じ寸法だったが、ラジエーターグリルのデザインを変えていた。エンジンは直列5気筒・SOHC・20バルブ・160ps・2Lを縦置きに搭載、FFミッドシップレイアウトといった。動力はクランクシャフト中央部から取り出すという、革新的な機構だった。
このあと特別仕様車を数回にわたって発売、91年5月にリヤガーニッシュをボディ同色に、ウインカーランプをアンバー(黄褐色)にするなどの外観変更。92年1月には、5ナンバー枠を超えたワイドボディに、新開発2.5Lエンジン搭載の3ナンバーモデルを追加したが、95年2月をもって生産を打ち切った。
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