パラディウム社のライセンス失効
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 07:43 UTC 版)
「ロボテック」の記事における「パラディウム社のライセンス失効」の解説
TRPG 原版(1986年 - 2001年)から6年間の空白期間を挟み、TRPG 改訂版 (2008年 - 2018年2月28日) にて長年「ロボテック」のテーブルトーク・ロールプレイング・ゲームに関わってきたケビン・シエンヴィーダ( Kevin Siembieda )を中核とする、パラディウム・ブックス ( Palladium Books) 社の商品群は、「ドライブスルーRPG」 ( DriveThruRPG ) というオンラインストレージ (英: online storage)にアップロードされている PDF かつ 光学文字認識 (OCR) 化された既存の「ロボテック」RPGタクティクス用の無料の資料本のみならず、1986年に発売され32年間にわたり利用されてきた最初の「ロボテック」RPGシリーズの実体書籍と、そのPDF版(2017年に電子化されて間もない)を含めて、 ハーモニーゴールドUSA社が2018年3月末日までのロボテックシリーズ商標権付与を「更新しない」ことによるライセンス失効 3Dプリンターによる原型ミニチュア模型を金型起こしする際のアンダーカット(アンダーテーパー)に起因する部品数の細分化による金型増加による予算超過 アメリカ合衆国における国内郵便および生産地域である中国からのパラディウム社までの製品移送に伴う国際郵便がいずれも、これまでの重量区分による郵便料金に加えて寸法による従量加算に移行したことによる劇的な送料の増加(輸送費用が出資者たちから収集した資金の10%からという当初の見積もりから、回収された資金の125%に急上昇したこと)による第二弾に対する資金不足 を理由として、2018年3月末日をもって廃版となる。このことは、パラディウム・ブックス社が「ロボテック・シリーズ」の商品化の企画を中途で放棄することと同義であり、すでに「キックスターター」( Kickstarter ) のクラウド・ファンディングに参加し、第二弾(wave-2)の商品代金を予約に入金した出資者(大半が一般のボードゲームファン)の間で失望と予約金の返還を含めた不満を巻き起こすことになった。 詳細は「#ライセンス返還後の動きを見越した各社の商品展開」を参照
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