パプアニューギニア要人の訪日
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 06:43 UTC 版)
「日本とパプアニューギニアの関係」の記事における「パプアニューギニア要人の訪日」の解説
初代パプアニューギニア首相であるマイケル・ソマレは、地理的に近い日本との関係を重視。彼は三度首相の座に就いているが、1977年の初訪日以来、合計8度も日本を訪れている。21世紀に入ってから訪日目的は太平洋・島サミット参加が主であり、またそのたびに小泉純一郎や麻生太郎、鳩山由紀夫といった歴代総理大臣と首脳会談を実施。会談の内容はおもにパプアニューギニアへの経済支援についてであり、また継続して日本の常任理事国参入にも支持の立場を表明している。パプアニューギニアは南太平洋における地域大国であり、当時軍事政権下にあったフィジーの民主化についても主要な議題であった。 第十代首相のメケレ・モラウタ(英語版)は2000年に二度訪日。太平洋諸島フォーラムで日本のリーダーシップを期待する旨のスピーチをしたほか、元総理大臣である小渕恵三の葬儀に出席するなど友好関係をアピールした。 第十二代首相のピーター・オニールは計六回日本を訪問。初訪日は2013年であり、安倍晋三との初めての首脳会談が実施された。翌2014年には、パプアニューギニアから日本へ初めて輸出される液化天然ガス(LNG)を搭載したタンカーの日本到着を記念する式典に参加。外交関係樹立40周年にあたる2015年10月の訪日では、再び安倍晋三との一時間に亘る首脳会談が実施され、友好関係を促進する共同メッセージが発出された。続く2016年、2018年にも訪日を実施すると首脳会談を再度実施、「自由で開かれたインド太平洋」構想について意見交換がなされた。
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