バレンシアCF復帰後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 08:34 UTC 版)
「ダビド・シルバ」の記事における「バレンシアCF復帰後」の解説
プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFCが彼のプレーに着目してオファーを出したが、その報道が出ると、すぐにバレンシアと長期のプロ契約を結んだ。2006年夏にバレンシアに復帰し、レアル・サラゴサへ移籍したパブロ・アイマールが着けていた背番号21番を引き継ぐように直接指名された。FCバルセロナ戦ではゴールを挙げた。2007年、UEFAチャンピオンズリーグではベスト16のインテル・ミラノ戦と準々決勝のチェルシーFC戦においてミドルシュートを決めた。2006-07シーズンと2007-08シーズンを合わせてリーグ戦の6試合しか欠場せず、2006年11月5日のRCDエスパニョール戦でバレンシアCF復帰後初ゴールを決めて以降、2シーズン合わせて14得点を記録した。 UEFA EURO 2008後は、クラブの財政難からFWダビド・ビジャ、MFホアキン・サンチェスらと共に移籍の噂が絶えなかった。FCバルセロナがACミランへ移籍したロナウジーニョの後釜として、マンチェスター・ユナイテッドFCが獲得を試み、リヴァプールFCもシルバ獲得を試みていた。こうした各クラブの獲得の動きがあったものの、2007-08シーズン終了後に就任したビセンテ・ソリアーノ (Vicente Soriano) 会長は、断固として彼を売却しない意思を表明してこれらのオファーを拒否し、2008年8月には契約を5年間延長した。 2008-09シーズンの開幕から3ヶ月間は慢性的な足首の怪我により招集メンバーから外れ、2008年12月中旬に復帰したが、シーズンを通して19試合出場4得点に終わった。2009年1月3日、ホームでのアトレティコ・マドリード戦では2ゴールを挙げた。2009-10シーズンは自己最多のシーズン8ゴールを記録し、チームもUEFAチャンピオンズリーグ出場圏内の3位でシーズンを終えた。2010年4月15日のアスレティック・ビルバオ戦(ホーム)では2得点を決め、UEFAヨーロッパリーグラウンド16のヴェルダー・ブレーメン戦2ndレグでは1試合に3アシストを決め、試合は4-4の引き分けという結果となった。
※この「バレンシアCF復帰後」の解説は、「ダビド・シルバ」の解説の一部です。
「バレンシアCF復帰後」を含む「ダビド・シルバ」の記事については、「ダビド・シルバ」の概要を参照ください。
- バレンシアCF復帰後のページへのリンク