バランスウエイト
バランスをとるためのウエイト。ホイールバランスをとるためのバランスウエイト。クランクシャフトの回転バランスをとるためのバランスウエイト(カウンターウエイト)。V10エンジンのバランスをとるためのバランスウエイトなど、動的バランスや静的バランスが要求されるあらゆる部品に使われる。
バランスウエイト
クランクピン部の回転運動、およびピストンとコンロッドの往復運動による慣性カを打ち消す方向に、遠心力を発生させるクランクシャフトに設けた釣り合い錘。一般に乗用車では70%程度の釣り合い率となっている。また、耐久レース用では90%程度の釣り合い率とし、クランクシャフトのスロー間の曲がりを小さくしベアリングメタルの当たりを改善する。カウンターウエイトともいう。
バランスウエイト(ホイール)
タイヤを装着した状態での、ホイールの重量アンバランスを打ち消すためにホイールに取り付ける錘のこと。鉛合金製でつくられるが、環境問題から鉄製に切り替えられつつある。ホイールバランサーでホイールのアンバランス量を調べ、鍾の大きさと取付け位置を求め、リムフランジに金具で取り付ける打込み式と、両面テープなどで装着する貼付け式がある。ホイールにアンバランスがあると、ホイールの回転時に遠心力が生じて、高速走行時にシェイク、シミーなど不快な振動現象を発生する。
参照 ホイールバランスバランス・ウエイト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/03 14:15 UTC 版)
機体の重心位置を変更し、バランスを取るために、耕耘機の前部にはバランス・ウエイトが装着可能な仕様となっていることが多い。ロータリー部の重量は、機種によっては40 - 50 kg以上に及ぶことがある。そのため、ロータリー部が必要以上に沈み込むことを抑え、耕耘作業が円滑に行えるようにするために耕耘機の前部に重し(ウエイト)を装着する場合がある。バランス・ウエイトは、耕耘機の操縦安定性に極めて重要な要素を占める。
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