ハリイギス Ceramium paniculatum Okamura
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(枝拡大写真)
からだは糸状。一ヶ所から叢生し,房状の塊になる。分枝は叉状に行われ,先端も二叉になりやや内側に曲がる。枝の先端には3~4細胞からなる顕微鏡的なトゲ状突起が背面に並ぶ。表面観をみると断続して縞状に皮層をもっているのがわかる。手触りは柔らかい。生体は濃紅色~赤紫色。押し葉標本は台紙によく付く。
非常に似たものでケイギスがあるが,ケイギスはトゲ状突起を持たず長い毛のような細胞である。また,トゲを持つトゲイギスとも似るが,トゲイギスの方が手触りが固く皮層も縞状にならない。
高さ:4~7cm
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