トゲイギス

海藻海草標本図鑑

トゲイギス Centroceras clavulatum (C.Agardh) Montagne

イギス目　イギス科 (Ceramiales Ceramiaceae)

生育場所 分布域の説明

生育場所 ： 潮間帯の岩上 分　　　布 ： 本州，四国，九州，南西諸島 タイプ産地 ： El Callao de Lima, Peru

（生標本写真）

（枝拡大写真）

（枝顕微鏡写真）

（枝顕微鏡拡大写真）

（枝顕微鏡拡大写真２）

（手持ち写真）

（枝写真）

からだは糸状。一ヶ所から密集して生え，水中では半球状の塊に広がる。分枝は規則的な叉状で，先端は二叉となり内側に曲がる。顕微鏡で見ると細かな節が連なったようになっており，各節ごとの上部には２細胞からなる小さなトゲが輪生しているのがわかる。また，表面観をみると小さな四角い細胞が整列するように規則正しくならび全体を覆っているのがわかる。手触りは固くガサガサとする。生体は濃紅色。押し葉標本は台紙に付かない。

高さ：２～５ｃｍ

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