ハブ酒などの有効利用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 05:49 UTC 版)
「ハブ (動物)」の記事における「ハブ酒などの有効利用」の解説
ハブの皮は肉を削ぎ取り、なめして艶を出すなどの加工を施して財布や名刺入れなどに使われるが、三線の皮にするには、巾が足りないまた、ハブ酒や蛇料理(主に唐揚げ)用にも出荷にされる。毒蛇の被害防止を兼ねてハブを生け捕るハブ獲り(捕り)と呼ばれる人々もいる。 このうちハブ酒とは、酒の中にハブを漬け込み、成分の一部を抽出させた酒の品種(リキュール)である。ベースとする酒は奄美大島・徳之島の黒糖焼酎、沖縄の泡盛、鹿児島の芋焼酎、沖縄、徳之島のラム酒などの蒸留酒である。漢方由来のマムシ酒と同じく蛇酒で、薬酒の一種とされる。男性が飲むと精力向上効果があるといわれる。また、老化防止作用もあるといわれる。 奄美大島のハブ酒(奄美観光ハブセンター、2009年7月)。上述の2009年7月16日捕獲個体が漬けられている。 ハブ酒
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