ネオン・テトラ

熱帯魚写真館

ネオン・テトラ

通称：ネオン・テトラ

学名：Paracheirodon innesi (Myers，1936)

分布：南米、ソリモエス川支流

サイズ：約４ｃｍ

水温：２０～２６度（２０～３０度）

ｐＨ：５．０～７．０（４．０～８．０）

水温、ｐＨは最適な値と共に、（）の中にある値は飼育可能な適応範囲を表しています。
熱帯魚は生き物ですので、数値はあくまで参考程度としてお考えください。

特徴

ネオン・テトラは熱帯魚に興味の無い人でも名前だけは知っているほどポピュラーな熱帯魚の１つです。　 カージナルテトラとは異なり、香港で大量に養殖され時期に関係なく、好みに合ったサイズの個体が入手できます。　 ノーマルの個体のほか、ゴールデンタイプやアルビノタイプなどの改良品種も多数あります。　 繁殖は大量に養殖されている魚としては個人で繁殖させるのは難しく、低めの水温とインフゾリアなどの 細かい初期飼料を用意しなければ育てるのはやや難しいと言えます。

飼育について

安価な魚のため、雑に扱われる傾向が強く、輸入されて間もない状態は やや飼いにくい魚ですが、いったん水槽に馴染んでしまうと飼いやすい魚です。 低い水温を好む魚のため、あまり高い水温では調子を崩しやすく、導入直後の 白点病を予防する目的以外は低めの水温で飼育するのが好ましい魚と言えます。

　 単独の飼育ではあまり餌を食べずに痩せてしまう事もあるため、最低でも５～１０尾ほどは 飼育する事により群れで飼うと落ち着き、食欲もよくなります。　 餌は慣れれば何でもよく食べ、人工飼料や冷凍飼料など色々と与えて育てると良いでしょう。