ネイピア・セイバーとは? わかりやすく解説

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ネイピア セイバー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/20 09:00 UTC 版)

セイバーSabre )は、イギリスネイピア・アンド・サン社(以下ネイピア)で第二次世界大戦直前に開発され、大戦中に生産された航空機用液冷H型24気筒レシプロエンジン


  1. ^ 1923年から1927年シュナイダー・トロフィー・レースに出場
  2. ^ カムシャフトと連動したプッシュロッドまたはロッカーアームと、リターンスプリングでバルブを駆動するもの
  3. ^ セイバーの2年後の1940年に実用化したロールス・ロイスマーリン Mk.IIは1,000 PS強で、更に大排気量のエンジンでも1,200 PS程度であった
  4. ^ 多くのメーカーは、モジュラー構造で気筒数増減が容易な空冷式星型エンジンに比重を移した
  5. ^ 当時の代表的大型エンジンプラット・アンド・ホイットニー R-1830は40 PS/L、セイバー同様に小排気量で高回転・高出力を志向した日本のでも50 PS/L前後であり、しかも無理な設計と低品質が災いして低信頼性や性能低下に悩まされている
  6. ^ マルチグレード化以前のエンジンオイルは、低温下で凝固しやすかった
  7. ^ ロールスロイスは後に、セイバーに酷似した大出力エンジン、イーグル22を独自開発した


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