ヌーヴォー・ワインとは? わかりやすく解説

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ヌーヴォー・ワイン(Vin de Primeur)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/04 21:28 UTC 版)

プリムール」の記事における「ヌーヴォー・ワイン(Vin de Primeur)」の解説

フランスではその年に収穫されたぶどうで作られ年内出荷される新酒(プリムール)をヌーヴォー・ワインあるいはヴァン・ド・プリムールという。 代表的なヌーヴォー・ワインはブルゴーニュ南部ボジョレー作られるボジョレー・ヌーヴォーである。マセラシオン・カルボニックという特別な発酵法用い、ぶどうの収穫数十日で瓶詰め・出荷される。口当たり軽く原料のぶどうアロマが非常にフレッシュで、ワインジュース中間のような香味である。アルコール度数は、ほぼワインと同じで、12度くらいあるものが多い。 ボジョレー・ヌーヴォー出荷日が11月第3木曜日厳しく決められているため、集荷集中のために航空貨物運賃極端に高くなり、2007年には、やすいものでもフルボトル1本が2千円以上になっているが、そのほかプリムール出荷規定がなく、11月上旬出てくるものもあり、赤だけでなく、白やロゼもある。AOCのものとテーブルワインクラスのものがある。 ボジョレー・ヌーヴォー以外にも、フランス南部ラングドック=ルシヨン地域圏ロワール地方ミュスカデミディ・ピレネー地方タルヌ県でもヌーヴォー・ワインが生産されるドイツではデァ・ノイエ(Der Neue)、イタリアではヴィーノ・ノヴェッロ(Vino Novello)と呼ばれる新酒同じよう出回る。さらに、4月から5月にかけて、南半球チリ南アフリカなどのワイン出ている。日本のワインにも甲州ぶどう使った新酒」がある。

※この「ヌーヴォー・ワイン(Vin de Primeur)」の解説は、「プリムール」の解説の一部です。
「ヌーヴォー・ワイン(Vin de Primeur)」を含む「プリムール」の記事については、「プリムール」の概要を参照ください。

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