ニューヨーク映画批評家協会賞 主演男優賞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/19 06:14 UTC 版)
|
|
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2022年12月)
|
ニューヨーク映画批評家協会賞 主演男優賞は、ニューヨーク映画批評家協会によって、優れた映画男優に贈られる賞のひとつである。
ここの20年(1991年から2010年)のあいだ、1991年の『羊たちの沈黙』のアンソニー・ホプキンス、1995年の『リービング・ラスベガス』のニコラス・ケイジ、1996年の『シャイン』のジェフリー・ラッシュ、2006年の『ラストキング・オブ・スコットランド』のフォレスト・ウィテカー、2007年の『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のダニエル・デイ・ルイス、2008年の『ミルク』のショーン・ペン、2010年の『英国王のスピーチ』のコリン・ファース、2012年の『リンカーン』のダニエル・デイ・ルイス、2016年の『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のケイシー・アフレックの計9回、協会とアカデミー賞の結果が一致している。
| 目次 |
|---|
| 1930年代 1940年代 1950年代 1960年代 1970年代 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代 |
受賞者
1930年代
| 年 | 受賞者 | 作品名 | 役名 |
|---|---|---|---|
| 1935 | チャールズ・ロートン | 『戦艦バウンティ号の叛乱』 | ウィリアム・ブライ |
| 『人生は四十二から』 | Marmaduke Ruggles | ||
| 1936 | ウォルター・ヒューストン | 『孔雀夫人』 | Sam Dodsworth |
| 1937 | ポール・ムニ | 『ゾラの生涯』 | エミール・ゾラ |
| 1938 | ジェームズ・キャグニー | 『汚れた顔の天使』 | ロッキー・サリバン |
| 1939 | ジェームズ・ステュアート | 『スミス都へ行く』 | ジェフ・スミス |
1940年代
| 年 | 受賞者 | 作品名 | 役名 |
|---|---|---|---|
| 1940 | チャールズ・チャップリン | 『独裁者』 | アデノイド・ヒンケル/ユダヤ人の床屋 |
| 1941 | ゲイリー・クーパー | 『ヨーク軍曹』 | アルヴィン・ヨーク |
| 1942 | ジェームズ・キャグニー | 『ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディ』 | George M. Cohan |
| 1943 | ポール・ルーカス | 『ラインの監視』 | Kurt Muller |
| 1944 | バリー・フィッツジェラルド | 『我が道を往く』 | 神父フィッツギボン |
| 1945 | レイ・ミランド | 『失われた週末』 | ドン・バーナム |
| 1946 | ローレンス・オリヴィエ | 『ヘンリィ五世』 | ヘンリィ五世 |
| 1947 | ウィリアム・パウエル | 『ライフ・ウィズ・ファーザー』 | Clarence Day, Sr. |
| The Senator Was Indiscreet | Melvin G. Ashton | ||
| 1948 | ローレンス・オリヴィエ | 『ハムレット』 | ハムレット |
| 1949 | ブロデリック・クロフォード | 『オール・ザ・キングスメン』 | ウィリー・スターク |
1950年代
| 年 | 受賞者 | 作品名 | 役名 |
|---|---|---|---|
| 1950 | グレゴリー・ペック | 『頭上の敵機』 | Frank Savage |
| 1951 | アーサー・ケネディ | Bright Victory | |
| 1952 | ラルフ・リチャードソン | 『超音ジェット機』 | John Ridgefield |
| 1953 | バート・ランカスター | 『地上より永遠に』 | 曹長ウォーデン |
| 1954 | マーロン・ブランド | 『波止場』 | テリー |
| 1955 | アーネスト・ボーグナイン | 『マーティ』 | マーティ・ピレッティ |
| 1956 | カーク・ダグラス | 『炎の人ゴッホ』 | フィンセント・ファン・ゴッホ |
| 1957 | アレック・ギネス | 『戦場にかける橋』 | ニコルソン大佐 |
| 1958 | デヴィッド・ニーヴン | 『旅路』 | Angus Pollock |
| 1959 | ジェームズ・ステュアート | 『或る殺人』 | Paul Biegler |
1960年代
| 年 | 受賞者 | 作品名 | 役名 |
|---|---|---|---|
| 1960 | バート・ランカスター | 『エルマー・ガントリー/魅せられた男』 | エルマー・ガントリー |
| 1961 | マクシミリアン・シェル | 『ニュールンベルグ裁判』 | ハンス・ロルフ |
| 1962 | 新聞社ストライキのため受賞者なし。 | ||
| 1963 | アルバート・フィニー | 『トム・ジョーンズの華麗な冒険』 | トム・ジョーンズ |
| 1964 | レックス・ハリソン | 『マイ・フェア・レディ』 | Henry Higgins |
| 1965 | オスカー・ウェルナー | 『愚か者の船』 | Willie Schumann |
| 1966 | ポール・スコフィールド | 『わが命つきるとも』 | トマス・モア |
| 1967 | ロッド・スタイガー | 『夜の大捜査線』 | ビル・ギレスピー |
| 1968 | アラン・アーキン | 『愛すれど心さびしく』 | John Singer |
| 1969 | ジョン・ヴォイト | 『真夜中のカーボーイ』 | ジョー |
1970年代
| 年 | 受賞者 | 作品名 | 役名 |
|---|---|---|---|
| 1970 | ジョージ・C・スコット | 『パットン大戦車軍団』 | ジョージ・パットン米陸軍大将 |
| 1971 | ジーン・ハックマン | 『フレンチ・コネクション』 | ジミー・ドイル刑事 |
| 1972 | ローレンス・オリヴィエ | 『探偵スルース』 | Andrew Wyke |
| 1973 | マーロン・ブランド | 『ラストタンゴ・イン・パリ』 | ポール |
| 1974 | ジャック・ニコルソン | 『チャイナタウン』 | ジェイク・ギテス |
| 『さらば冬のかもめ』 | ビリー・バダスキー | ||
| 1975 | ジャック・ニコルソン | 『カッコーの巣の上で』 | ランドル・パトリック・マクマーフィー |
| 1976 | ロバート・デ・ニーロ | 『タクシードライバー』 | トラヴィス・ビックル |
| 1977 | ジョン・ギールグッド | 『プロビデンス』 | Clive Langham |
| 1978 | ジョン・ヴォイト | 『帰郷』 | Luke Martin |
| 1979 | ダスティン・ホフマン | 『クレイマー、クレイマー』 | テッド・クレイマー |
1980年代
| 年 | 受賞者 | 作品名 | 役名 |
|---|---|---|---|
| 1980 | ロバート・デ・ニーロ | 『レイジング・ブル』 | ジェイク・ラモッタ |
| 1981 | バート・ランカスター | 『アトランティック・シティ』 | Lou Pascal |
| 1982 | ベン・キングズレー | 『ガンジー』 | マハトマ・ガンジー |
| 1983 | ロバート・デュヴァル | 『テンダー・マーシー』 | Mac Sledge |
| 1984 | スティーヴ・マーティン | 『オール・オブ・ミー/突然半身が女に!』 | Roger Cobb |
| 1985 | ジャック・ニコルソン | 『女と男の名誉』 | Charley Partanna |
| 1986 | ボブ・ホスキンス | 『モナリザ』 | George |
| 1987 | ジャック・ニコルソン | 『ブロードキャスト・ニュース』 | Bill Rorich |
| 『黄昏に燃えて』 | Francis Phelan | ||
| 『イーストウィックの魔女たち』 | |||
| 1988 | ジェレミー・アイアンズ | 『戦慄の絆』 | Beverly and Elliot Mantle |
| 1989 | ダニエル・デイ=ルイス | 『マイ・レフトフット』 | クリスティ・ブラウン |
1990年代
| 年 | 受賞者 | 作品名 | 役名 |
|---|---|---|---|
| 1990 | ロバート・デ・ニーロ | 『レナードの朝』 | レナード・ロウ |
| 『グッドフェローズ』 | ジェームズ・コンウェイ | ||
| 1991 | アンソニー・ホプキンス | 『羊たちの沈黙』 | ハンニバル・レクター |
| 1992 | デンゼル・ワシントン | 『マルコムX』 | マルコムX |
| 1993 | デヴィッド・シューリス | 『ネイキッド』 | Johnny |
| 1994 | ポール・ニューマン | 『ノーバディーズ・フール』 | Sully Sullivan |
| 1995 | ニコラス・ケイジ | 『リービング・ラスベガス』 | ベン・サンダーソン |
| 1996 | ジェフリー・ラッシュ | 『シャイン』 | デイヴィッド・ヘルフゴット |
| 1997 | ピーター・フォンダ | 『木漏れ日の中で』 | Ulysses "Ulee" Jackson |
| 1998 | ニック・ノルティ | 『白い刻印』 | Wade Whitehouse |
| 1999 | リチャード・ファーンズワース | 『ストレイト・ストーリー』 | アルヴィン・ストレイト |
2000年代
| 年 | 受賞者 | 作品名 | 役名 |
|---|---|---|---|
| 2000 | トム・ハンクス | 『キャスト・アウェイ』 | チャック・ノーランド |
| 2001 | トム・ウィルキンソン | 『イン・ザ・ベッドルーム』 | マット・ファウラー |
| 2002 | ダニエル・デイ=ルイス | 『ギャング・オブ・ニューヨーク』 | ビル・ザ・ブッチャー |
| 2003 | ビル・マーレイ | 『ロスト・イン・トランスレーション』 | ボブ・ハリス |
| 2004 | ポール・ジアマッティ | 『サイドウェイ』 | マイルス |
| 2005 | ヒース・レジャー | 『ブロークバック・マウンテン』 | イニス・デル・マー |
| 2006 | フォレスト・ウィテカー | 『ラストキング・オブ・スコットランド』 | イディ・アミン |
| 2007 | ダニエル・デイ=ルイス | 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』 | ダニエル・プレインビュー |
| 2008 | ショーン・ペン | 『ミルク』 | ハーヴェイ・ミルク |
| 2009 | ジョージ・クルーニー | 『マイレージ、マイライフ』 | ライアン・ビンガム |
| 『ファンタスティック Mr.FOX』 | Mr.フォックス |
2010年代
| 年 | 受賞者 | 作品名 | 役名 |
|---|---|---|---|
| 2010 | コリン・ファース | 『英国王のスピーチ』 | ジョージ6世 |
| 2011 | ブラッド・ピット | 『マネーボール』 | ビリー・ビーン |
| 『ツリー・オブ・ライフ』 | オブライエン | ||
| 2012 | ダニエル・デイ=ルイス | 『リンカーン』 | エイブラハム・リンカーン |
| 2013 | ロバート・レッドフォード | 『オール・イズ・ロスト 〜最後の手紙〜』 | 「我らの男」 |
| 2014 | ティモシー・スポール | 『ターナー、光に愛を求めて』 | ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー |
| 2015 | マイケル・キートン | 『スポットライト 世紀のスクープ』 | ウォルター・V・ロビンソン |
| 2016 | ケイシー・アフレック | 『マンチェスター・バイ・ザ・シー』 | リー・チャンドラー |
| 2017 | ティモシー・シャラメ | 『君の名前で僕を呼んで』 | エリオ・パールマン |
| 2018 | イーサン・ホーク | 『魂のゆくえ』 | エルンスト・トラー牧師 |
| 2019 | アントニオ・バンデラス | 『ペイン・アンド・グローリー』 | サルバドール・マッロー |
2020年代
| 年 | 受賞者 | 作品名 | 役名 |
|---|---|---|---|
| 2020 | デルロイ・リンドー | 『ザ・ファイブ・ブラッズ』 | ポール |
| 2021 | ベネディクト・カンバーバッチ | 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』 | フィル・バーバンク |
| 2022 | コリン・ファレル | 『イニシェリン島の精霊』 | パードリック・スーラウォーン |
| 『アフター・ヤン』 | ジェイク | ||
| 2023 | フランツ・ロゴフスキ | 『パッセージ』 | トーマス・フライブルク |
「ニューヨーク映画批評家協会賞 主演男優賞」の例文・使い方・用例・文例
- しかしまた,「主演男優賞をねらいたい。」とまじめに語った。
- クリント・イーストウッドさんは,監督賞と,また,老トレーナーを演じて主演男優賞にもノミネートされていた。
- 彼は,主演男優賞を獲得することはできなかったが,最優秀監督に選ばれた。
- 主演男優賞は「Ray/レイ」のジェイミー・フォックスさんに贈られた。
- 渡辺謙(けん)さんがこの映画で主演し,最優秀主演男優賞を獲得した。
- 今年は「英国王のスピーチ」が作品賞,監督賞,主演男優賞,脚本賞の主要4賞を受賞した。
- コリン・ファースさんがその王を演じて主演男優賞を受賞した。
- 彼は1997年に映画「Shall we ダンス?」,1998年に映画「うなぎ」の役で日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞した。
- 阿(あ)部(べ)寛(ひろし)さんはその映画でルシウスを演じて日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞を受賞した。
- ニューヨーク映画批評家協会賞_主演男優賞のページへのリンク
