ニュースフィードとミニフィード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 00:18 UTC 版)
「Facebookへの批判」の記事における「ニュースフィードとミニフィード」の解説
2006年9月5日に、Facebookは「ニュースフィード」と「ミニフィード」と呼ばれる2つの新機能を導入した。1つめの新機能ニュースフィードはFacebook利用者のホームページに、メンバーの友人のFacebookアクティビティを表示する。2番目の機能「ミニフィード」は各メンバーのプロフィールページに同様のイベントを記録するものである。 メンバーは、希望すれば手動でそれらのミニフィードから項目を削除することができ、プライバシー設定により各ミニフィードで何が公開されるかを制御できる。 Facebook利用者の中にはまだニュースフィードとミニフィードシステムからのオプトアウトが必要と考えるものもいる。一例として、「スチューデンツ・アゲンスト・Facebook・ニュース・フィード」 というグループは2006年には74万人のメンバーがいた。 利用者の懸念に反応して、Facebookは利用者がニュースフィードで公開される情報をある程度制御できるようにする新しいプライバシー機能を開発した。 その後のニュース記事によると、その追加プライバシーオプションは妥協案として広く一般に受け入れられていた。 2009年12月に、Facebookはニュースフィードとミニフィードに対するプライバシー制御機能を削除した。 この変更により、利用者がウォール(すなわち公開ニュースフィード)で公開されるアクティビティを制御することが不可能になった。利用者は何でも投稿できるため、このことで特定のグループの人々やその他の手段で他人を攻撃することができる。 2010年5月、Facebookはプライバシーコントロール機能を追加し、プライバシー設定を整理し、利用者が公開ニュースフィードにブロードキャストされるステータス更新やその他の情報をコントロールできるようになった。新しいプライバシー設定の中でも特筆すべきなのは、利用者が投稿したステータスアップデートを誰が見られるかをコントロールできる機能である。(全員、友人の友人、友人のみ)利用者は同様に特定の人のステータスの更新を非表示にすることができる。 しかし、「いいね」を押したり写真や友人のステータスアップデートにコメントする利用者はそれが(一方的であっても)友人のニュースフィードにあらわれることを防ぐことはできない。「特定ユーザへのプレビュー」というオプションは特定の友人から見えるものをフィルターアウトするために使われていたが、その利用者のタイムラインを示すだけであり、タイムラインから欠けている項目がその友人自身のニュースフィードに現れるかどうかはわからない。
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