ナディア
ロシア語のナディージダ(希望を意味する)からの造語。1998年8月に発売した。イプサムをベースとしており、イプサムと共通の2735mmのホイールベースがそれを物語った。5ナンバーサイズ。全長は4425mmと短く、2列シートを備えて定員は5名。理由は、このクルマがミニバンとセダンの中間に位置するつくり方をしていたからで、将来のセダンはこうなる、という提案型商品だった。
エンジンは通常型の直4・DOHC・2Lと、直噴型D-4・2L2のガソリン2機種を積んでおり、ATはコラム・セレクター。4WD仕様もそろっており、イプサムとガイアに採用ずみの新アクティブ・トルク・コントロールタイプを積む。
99年6月に車高を上げ、16インチタイヤを履き、1735mmのワイドボディをまとったtypeSU追加。2001年4月にマイナーチェンジを実施。まず、フロントのバンパーとグリル、ヘッドランプ、リヤコンビネーションランプの意匠変更でワイド感と高級感を出した。内装ではシートバリエーションを一新、リヤのシートサイズ拡大などがあった。エンジンでは4WD車に3S-FE型2L・DOHCを使うが、FF車は第2世代の直噴D-4・1AZ-FSE型エンジンに換装した。さらに、EBD付きABS、ブレーキアシスト、ISOFIX対応チャイルドシート固定専用バーを全車に標準装備した。タイプsu仕様は3ナンバー。
2002年7月、4WD車にも2L2直噴タイプ搭載、全グレードがD-4エンジンになった。
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